2026年8月28日
台湾・香港向けインバウンドメディアを、ゼロから自社で立ち上げ運用

(面向台灣、香港旅客,本公司從零打造觀光自媒體品牌)
担当範囲:企画/コンテンツ制作/SEO/SNS運用/導線設計
方法論
同じ観光地・同じブランドでも、プラットフォームが変わり、届ける相手が変わり、タイミングが変われば、伝えるべき内容はまったく変わります。私たちは単一のコンテンツをすべての媒体に流用するのではなく、まず4つの軸で位置づけを行い、それから「何を」「誰に」「どこで」語るかを決めています。
今回、何を目指すのか? 露出なのか、コンバージョンなのか、ブランド認知・ポジショニングなのか。この3つはコンテンツの形式も評価指標も異なるため、混在させるとどれも中途半端になりがちです。まず目標を一つに絞ります。
これは誰に向けた記事か? 同じテーマでも、移動手段(自家用車・鉄道・団体旅行)、予算帯、興味関心によって、まったく違う人に届きます。まず誰に届けるかを決めてこそ、情報の取捨選択と粒度が定まります。
どのプラットフォームに掲載するか? Facebook、Threads、Instagram、ブログではユーザーの行動が異なり、滞在時間、文章量への許容度、拡散のきっかけもそれぞれ違います。同じ素材でもプラットフォームごとに書き直し、単純に転載はしません。
相手は今、何を知りたいのか? ユーザーが SNS 上で、Google 検索で、AI 検索で投げかける質問は、それぞれ異なる検討段階を反映しています。各段階の検索意図データをもとに施策の優先順位を判断し、どこから着手すべきかを決めています。
実施事例
このフレームワークに基づいた実施事例をご紹介します。
福岡カフェマップ:福岡市内のカフェをまとめた地図を制作しました。保存したくなる、友人にシェアしたくなるようなクオリティに仕上げることで、広告費に頼らずユーザー自身が拡散してくれる仕組みを作りました。

宮地嶽神社の風鈴祭:今回はとにかく「最大限の露出」を目指し、台湾・香港旅行者に最も響く切り口を選びました。Reel は60万回以上再生、いいねは1万件、保存・シェアの合計は数千件に達しました。同様の手法は南蔵院のあじさい池、如意輪寺の風鈴祭、英彦山の日帰り観光でも展開。Threads では熊本城を取り上げ、20万回以上の再生、1.7万件のいいねを獲得しました。

SNSから購買へと導く導線設計:SNS ではまずショッピングの見どころだけを紹介し、もっと詳しく知りたい人にはブログの完全ガイドへ、最後にクーポンページへと誘導します。SNS で見たいものと、行き先を決める段階で調べたいものは違うからです。

複数のキーワードで Google 検索上位5位にランクイン:宮地嶽神社、放生会、直方夏祭り、英彦山など、地名やイベント名の自然検索で上位5位以内にランクインしています。旅行者が実際に情報を調べる際、私たちのコンテンツが表示される状態を作りました。

現在の規模
- 2025年2月に開設した Threads アカウントは約3.3万フォロワーを獲得し、九州エリアの中国語圏アカウントとして Threads 最大規模
- 2025年後半に開設した Instagram は5,400フォロワー、Facebook は2,600フォロワー
- 2025年末に開設したブログサイトは、現在デイリーアクティブユーザー約300人、月間自然検索露出数は約10万回に達し、急速に成長中
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